[2サイクルエンジンの潤滑方式]分離給油式と混合給油式

分離給油式・混合給油式とは

目次

分離給油式エンジン

分離給油式 2サイクルエンジン

引用:HONDAサービスマニュアル共通編

分離給油式は、オイルリザーブタンクが取り付けられており、オイルポンプによりオイルリザーブタンクからオイルを吸い込みクランクケース内に供給して潤滑します。
オイルの吐出量は、エンジン回転数やスロットル開度をに応じて最適なオイル量をエンジンに供給します。

オイルポンプの仕組みは「2サイクルエンジンオイルのオイルポンプとは」をご覧下さい。

一般公道では、分離給油式の方が遥かに使い勝手は良いです。

メリット

  • 混合給油式のように、ガソリンに対してエンジンオイル量を計測して混合する必要がないので給油時の手間が掛からない
  • 混合給油式に比べ、オイル消費量は少ない

デメリット

  • オイルポンプを作動させるので、パワーロスになる
  • 重量増加
  • 故障確率が上がる

混合給油式エンジン

混合給油式 2サイクルエンジン

引用:HONDAサービスマニュアル共通編

混合給油式は、燃料タンクに直接2サイクルエンジンオイルを混ぜて、クランクケース内に入り潤滑を行います。
通常、混合比は「15:1~25:1(ガソリン:2サイクルエンジンオイル)」程度です。

オイルによっては、更に薄くしないとカブる製品もあるので、混合比の詳細は使用する2サイクルエンジンオイルの説明書きをご覧下さい。

メリット

  • 分離給油式に比べ、オイルポンプ作動分のエンジンパワーロスが無い
  • 混合比を容易に変更可能
  • 分離給油式に比べ、オイルポンプを外す事で軽量化が可能

デメリット

  • 給油の度にガソリンにオイルを混合する必要があるので手間が掛かる

2サイクルエンジンオイルで潤滑しているパーツ

2サイクルエンジンオイルで潤滑しているパーツは以下の箇所です。

  • コンロッド小端部
  • ピストン
  • シリンダー
  • コンロッド大端部
  • ベアリング

まとめ

  • 分離給油式は、オイルポンプによりオイルリザーブタンクからオイルを吸い込みエンジン内に供給して潤滑する仕組み
  • 混合給油式は、燃料タンクに直接2サイクルエンジンオイルを混ぜて、クランクケース内に入り潤滑する仕組み

 

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