コアガードを自家塗装で小綺麗に

2020年7月17日サブ整備記事,冷却系

ラジエターのコアガードは、熱と水の影響を受けるので、錆の発生する条件が揃っています。それ故、金属製のラジエターコアガードが使用されている場合は錆が発生している場合があります。
錆や塗装剝げが発生していると、気になるかと思うので、単な塗装をご紹介します。

  1. 下地:サンドペーパー200番程度や、電動のカップブラシで錆を落とし、塗装面に傷を付ける
  2. 洗浄:霧吹きに食器用の中性洗剤を入れて、パーツに吹き付けて、ブラシで洗浄
  3. 脱脂:シンナーやパーツクリーナー、シリコンオフのいずれかで脱脂
  4. 乾燥:放置して乾燥させる
  5. 下地2:プラサフを吹いてサンドペーパーの傷を埋める
  6. 本塗り:2~3回ほど重ね塗りをする
  7. クリア塗装:保護・艶目的でクリア塗装をする。ガソリンに触れる場合は、ウレタン塗装必須。

塗装を剥離までする必要はありません。剥がれた塗装の段差を埋める為にペーパーで滑らかにしてあげて、プラサフを吹いて塗装すれば綺麗に仕上がります。
サンドブラストがあると、より便利。キャビネット型の吸い上げ式で、大きいコンプレッサーを使用すると良いでしょう。アストロプロダクツさんの落下式ブラストガンのレビューが高いので試してみましたが、威力が弱く時間が掛かり、小さい異物で詰まってしまいます。吸い上げ式がベストです。細々した所は、ブラストで簡単に錆取りから下地まで作れます。