BMWの燃料ホースジョイント対策品への交換方法

2018年8月17日2020年7月17日サブ整備記事,吸気&排気系,その他

燃料漏れのテスト

インジェクション車に該当するかと思いますので、IGキーをONにすると燃料ポンプが作動して燃料ラインに圧が掛かります。その際に、燃料が漏れてこないか点検します。
燃料タンク右下後方当たりに燃料ホースジョイントがあるかと思います。(R1200RT,R1150GS,R1100Rは確認済)
燃料ジョイントが割れていると、噴水のように燃料が漏れて地面に垂れてきますので直ぐに分かるかと思います。

燃料ホースジョイントの交換方法

BMWの燃料タンクとインジェクターを繋ぐ燃料ホースのジョイント部分です。樹脂パーツの場合、割れて漏れる場合があるので、金属パーツ(対策品)に交換すると良いでしょう。
丁度、シリンダーの上辺りにあるので燃料が漏れて発火する可能性があるので対策品を使用していない車両は心配です。

こちらが、対策品の燃料ホースジョイントです。金属製なので、割れて燃料が漏れる心配がありません。
カシメタイプのホースバンドは、ワイヤーカッターがあれば切って外す事が出来ますが、取り付けは専用工具が必要となります。専用工具が高価なので、カシメタイプではなくネジの締め付けタイプの使用も良いと思います。

対策品を取り付け後、再度燃料漏れの点検をして漏れてこないか確認しましょう。