燃料タンクの錆は、燃料ポンプ故障の原因になる

2020年7月17日サブ整備記事,吸気&排気系

燃料タンクが錆ている状態ですと、燃料ポンプや燃料センサーが故障の原因になります。
画像のような燃料ポンプは、インジェクション車に燃料タンク下部から取り付けられています。

キャブレター車の場合は、通常燃料ポンプが無く、代わりに燃料フィルター・燃料コックが取り付けられています。
キャブレター車は燃料の供給は自然落下式なので燃料ポンプは装着されていません。しかし、一部車種はキャブレターと燃料タンクのレイアウトにより、自然落下が出来ない車種があります。その場合は、燃料ポンプ(励磁式)が取り付けられています。

キャブレター車の燃料コックでしたら、清掃すれば再利用できましたが、燃料ポンプは故障したら基本交換となります。新品は費用が結構掛かりますので、中古品をオークションで入手して使うと良いかと思います。幸い、まだインジェクション車が主流になったのはまだ最近ですので燃料ポンプを探せば入手可能でしょうが、KAWASAKI Z1のような車両になると純正部品は入手困難となってきます。今後、20年30年に渡り、大事に乗りたい車両であれば、定期的に乗り、メンテナンスをしましょう。

今回は、燃料ポンプが故障していたため、中古良品の燃料ポンプと交換しました。

燃料タンクキャップを外して覗いてみて、錆が発生しているようなら燃料タンクの錆取りを早めに行いましょう。

 

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