クラッチレバー可動部に注油しないと摩耗・フィーリング低下を招く
クラッチレバーの可動部が錆ている状態です。グリスアップせずに使用を続けると、このようにサビて動作が渋くなります。レバー・ブラケット共に摩耗していきます。
可動部には、液体グリスを吹くか、取り外して万能グリスを塗布しましょう。グリスの方が良いですが手間が掛かりますので可動部(ブレーキレバー、クラッチレバー、サイドスタンド、センタースタンド、チェンジペダル、フットペダル、フロントフォークのオイルシール、リアショックのインナーチューブとアウターチューブ間)に液体グリスで注油しておくと良いでしょう。
サスペンションのシール関係に気を使う方は、シリコンスプレーを使用すると良いでしょう。
クラッチレバーに限ったことでは無いのですが、社外部品のクラッチレバー・ブレーキレバーは、グリスを塗布しないで取り付ける方もいらっしゃいます。サービスマニュアルに、グリス塗布の記述がされていない場合がありますので、それも原因かもしれませんが、可動部(動く箇所)全般に言える事は、グリスのような潤滑剤は必要です。
可動部に注油箇所は、具体的に以下を指します。
- クラッチレバー
- ブレーキレバー
- チェンジペダル可動部
- ブレーキペダル
- ステップ
- タンデムステップ
- フロントフォークのダストシールとオイルシール
- リアサスペンションのシール 他
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