サークリップ
サークリップとは
サークリップとは、軸や穴の溝に取り付けて、軸方向に外れないよう抜け止めをする役割がある部品です。
サークリップの種類
サークリップには、Eリング、Cリングがあります。

Eリングは、ブレーキペダルや、キャリパーのパッドピンの軸抜け防止使われています。

Cリングは、エンジン内部のピストンピンが外れないように軸抜け防止に使われています。
スナップリングにも上記以外に様々な形状があります。「軸に合うから使える」という訳ではなく、強度、弾性力、形状がその使う箇所によって違う為、純正部品がお勧めです。
故障事例
サークリップを開きすぎたり閉じすぎると、変形し、再利用する事で金属疲労で使用していく中で折れたり外れる可能性が出てきて、最悪エンジンブローやペダルが外れる事で事故につながる危険性があります。
サークリップは、サービスマニュアルを見ると基本新品交換が推奨されているかと思いますので、純正部品で新品交換がお勧めです。
特に、エンジン内部でピストンピンのサークリップが外れるだけでエンジンブローする可能性があります。
ステップ、マスターシリンダー、パッドピンにもサークリップが使われていますが、どこに使われているサークリップも外れたら事故につながる場合が多いので、サービスマニュアルで新品交換が推奨されている場合は新品交換しましょう。
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