バイク整備にお勧めのエアーガン
キャブレターオーバーホール等の分解整備をした際に、組み付け時にホコリが入らないようエアブローしたり、洗車時に乾燥させたりと近くにエアーガンの使用頻度は多いです。
多頻度で使用する工具の為、良い製品を選んで使用して頂きたいと思います。
今回はバイク整備にお勧めのエアーガンについて解説します。
是非、参考にして頂きたい。
レバーは無段階調整式
エアー流量を調整するレバーは、大きく2タイプに分かれるかと思います。一段階式か、無段階式です。
無段階調整式のエアーガンは、エアーの流量を細かく調整出来る事で、様々な場面に応じて対応出来ます。
少なくとも、バイク整備においてはとても便利です。
最大エアー量は、金属製の方が多い傾向にあるようです。
エアーガンのノズル先端はゴムが装着されている製品
エアーガンのノズル先端が保護されていない製品ですと、カウル等のパーツに当たった際に傷が入る可能性があります。
塗装したパーツに当たり塗装が剥げる場合もありますので、ノズル先端にゴムが装着されたエアーガンが傷付かないのでお勧めです。
また、ブレーキキャリパーのピストンが固着している場合はエアーガンでバンジョーボルトの穴等からエアーガンの先端を入れてエアーの圧で押し出す場面もあります。
画像のようなゴムで保護されている製品は、キャリパーのバンジョーボルトの穴にフィットするので、エアーが漏れにくくピストンを外し易いです。
ノズルの長さが調整できる
必須ではございませんが、ノズルも長くなれば奥まったところにエアーを吹く際に便利です。
例えば、洗車終了後に、錆防止の為にエアーガンで水を飛ばす方はカウル装着車の場合、クランクケース上に溜まった水を吹き飛ばす際にノズルが長くなるとアクセスできるので便利です。
長くなる必要はございませんが、ノズルは多少長いエアーガン(約15cm)が便利です。
樹脂製
樹脂製エアーガンは軽く、金属製エアーガンと比べて冷たくありません。
冬場に使用すると、手袋を付けないと使用したくありませんが樹脂製は冷たくなりません。
無段階調整式の製品は樹脂製が多いようです。
樹脂製のエアーガンは、金属製エアーガンに比べて経年劣化するので耐久性は低い傾向にあるようですが、価格も金属製と比べて安価ですので樹脂製エアーガンがお勧めです。
まとめ
- エアーの流量を細かく調整出来る事で、様々な場面に応じて対応出来る「無段階調整式エアーガン」がお勧め。
- パーツに接触しても傷になりにくい「ノズルがゴムで保護されているエアーガン」がお勧め。
- 冬場など持ち手が冷たくなく、軽量な「樹脂製エアーガン」がお勧め。
- 奥まった箇所にアクセスできる「ノズルの長さが調整できるエアーガン」がお勧め。
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