O2センサーの脱着・清掃方法

2020年7月17日サブ整備記事,吸気&排気系

O2センサーは、マフラーのエキゾーストパイプに取り付けられています。
O2センサーの役割は、排気の酸素を測るセンサーです。空燃比が理論空燃比より濃い場合、電圧が発生し、薄い場合には電圧が発生しないという特性のセンサーです。

2サイクルエンジンのチャンバーにも取り付けられている場合があります。

O2センサーの脱着方法

取り外し時は、O2センサーのカプラーを取り外した後、O2センサーをスパナで緩めて取り外します。
カプラーを外すのは、O2センサーの配線がねじれて断線しない為にカプラーを取り外します。

取り付け時は、O2センサーネジ部は高温にさらされて、マフラーと焼付く可能性があるので、焼き付き防止剤(スレッドコンパウンド)を塗布して取り付けましょう。

O2センサーの清掃方法

O2センサーを真鍮ブラシ等で擦ってカーボンを除去します。その後、ワコーズの接点復活剤の洗浄タイプでO2センサーを洗浄します。

スパークプラグと同様に、カブってしまうとセンサーが故障し、エンジン警告灯が点灯する場合があります。
O2センサーがよくカブってしまう車種もあるようなので、2~4年周期で清掃するのが良いと思います。