バイク整備する上で必要最低限知っておくべき情報

2020年7月17日その他

まず揃えるべき必須道具は、「消火器」

整備をしている最中に、何らかの原因んで出火する可能性があります。スパークテストや、蚊取り線香、タバコ、ヒートガン等。万が一、出火した場合、直ぐに消化出来るよう必ず消火器は用意して置いた場所を把握しておきましょう。工具の前にまず消火器の用意をしましょう。

閉め切った場所で長時間エンジンを掛けない

排気ガスには有害成分がふくまれています。閉め切った場所が長時間エンジンを掛けると体調が悪くなる可能性がありますので、エンジンを掛ける際は、車庫のシャッターを開ける等して、通気性の良い場所でエンジンを掛けましょう。

バッテリー液は劇薬なので、皮膚・目に触れたら直ぐに洗い流す

バッテリー液は、希硫酸という劇薬です。皮膚に付着するとやけどをしたり、目に入ると失明する危険性があります。万が一付着した場合は、多量の水で洗い流し、専門医の治療を受けて下さい。
バッテリーの頭にキャップが付いている開放型バッテリーの場合、逆さまにすると希硫酸が漏れるので取り扱いには十分注意して下さい。
子供の手の届かない安全な場所で保管して下さい。

整備に適した作業着を着て、怪我をしないようにしよう

ツナギや安全靴を着用し、必要に応じて防塵眼鏡や防塵マスク、手袋を着用して身を守りましょう。サンダルでの作業は危ないので控えましょう。

エンジン停止直後は、エンジンが高温になるので触れない

エンジン停止直後は、エンジン・マフラーなどが高温になっており、素手で触ると火傷を起こす可能性があります。もし、触る必要がある場合、手袋や長袖の作業着を着用しましょう。

冷却水は毒性があるので、目に入らないよう注意

冷却水は毒性があるので飲用したり、皮膚・目に付着しないよう取り扱いに注意しましょう。付着した場合、十分に水と石鹸で洗い流しましょう。目に入った場合、多量の水で洗い流した後、専門医の治療を受けましょう。誤って飲んだ場合、直ぐに吐き出させ、うがいをした後専門医の治療を受けましょう。冷却液の保管は十分注意し、特に子供の手の届かない安全な場所に保管しましょう。

ガソリンは引火し易いので、火は使わない

ガソリンは非常に引火し易いので、作業場所は火気厳禁です。タバコやストーブも火事の原因になるので厳禁です。スパークプラグの火花も十分注意しましょう。また、蒸発・気化したガソリンは爆発する危険性があるので、通気性の良い所で作業しましょう。

バッテリー充電中は窓を開ける

バッテリー充電時に引火・爆発し易い水素ガスが発生します。水素ガスに火やスパークが当たると爆発する危険性がある為、充電時は通気性の良い場所で行いましょう。具体的には、窓やシャッターを開けておきましょう。

ブレーキドラムはエアブローではなく、パーツクリーナーを使用

ドラムブレーキのドラムに堆積した粉塵は発がん性物質であるアスベストを含んでいる場合があります。粉塵をエアブローすると、空気中に舞い、肺に吸い込まれる事になります。そこで、エアブローではなく、パーツクリーナーで清掃しましょう。

エンジンを始動しながら、チェーン・スプロケットの整備は止めましょう

ドライブチェーン・スプロケットなど回転部分や可動部には、手や服を挟まれないよう十分注意しましょう。エンジンを始動しながらのドライブチェーンの清掃・注油作業は絶対にやめましょう。指が切断される危険性があります。

二人以上で整備する場合、お互いに声を掛け合って安全を確認しましょう

整備中にお互いに声を掛け合って怪我をしないよう安全を確かめ合いながら作業をしましょう。

 

 

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