イグニッションコイルのアースの錆は失火の原因になる
イグニッションコイルのアース箇所が錆ているのが確認できます。この錆が導通不良を引き起こしスパークプラグからスパークし難くなり失火を引き起こす場合があります。
錆は真鍮ブラシで磨き、接点復活剤のウェットタイプや、接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。一次側の端子にも接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。
イグニッションコイルは、12Vから3万V以上へ昇圧させるパーツです。錆や腐食で抵抗が大きくなれば、電気の通りが悪くなります。アースやイグニッションコイルの一次側の端子は重要で、不具合も発生する可能性が有るので定期的に錆取り・グリスアップのメンテナンスを行いましょう。特に、旧車は不具合を起こし易いのでメンテナンス必須です。
ディスカッション
コメント一覧
xjr400のイグニッションコイルにアースは付いてません
配線図を見てもアースわ有りませんし
イグニッションを車体に取り付けなくても普通にエンジン掛かります
コメントありがとうございます。
誤解させてしまったようで申し訳ございません。画像は、上記を事を伝える為のサンプル画像です。
本記事で伝えたかった事は、アースを取るイグニッションコイルの場合、錆が発生していると失火の原因になる場合があるという事でございます。アースのみならずプラス端子も同様でございます。
XJR400のイグニッションコイルは、アースはエンジンになります。仕組みとしては、1番に中心電極から接地電極にスパークすると、エンジンを伝い4番の接地電極から中心電極にスパークして火を飛ばします。こうして、エンジン内をまわり消化します。1番と4番のスパークプラグのスパークプラグを観察すると、減りが違うのが分かります。一方は、中心電極側が、もう一方は接地電極側が減ります。スパークの飛ばしている方向が影響している事をあらわしております。2番と3番も同様です。なので、XJRはアースはエンジンという認識で良いかと思います。誤解させて申し訳ございません。