イグニッションコイルのアースの錆は失火の原因になる

2020年7月17日電装系,サブ整備記事

イグニッションコイルのアース箇所が錆ているのが確認できます。この錆が導通不良を引き起こしスパークプラグからスパークし難くなり失火を引き起こす場合があります。
錆は真鍮ブラシで磨き、接点復活剤のウェットタイプや、接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。一次側の端子にも接点グリスを塗布しておくと良いでしょう。

イグニッションコイルは、12Vから3万V以上へ昇圧させるパーツです。錆や腐食で抵抗が大きくなれば、電気の通りが悪くなります。アースやイグニッションコイルの一次側の端子は重要で、不具合も発生する可能性が有るので定期的に錆取り・グリスアップのメンテナンスを行いましょう。特に、旧車は不具合を起こし易いのでメンテナンス必須です。