燃料ホースはひび割れ・硬化で必ず交換

2020年7月17日サブ整備記事,吸気&排気系

経年劣化により、ゴムホース類は劣化します。
交換時期の分かり易いサインは、燃料ホース先端に現れるひび割れです。指で燃料ホース先端を潰してみると、ひび割れの状態がよく分かります。
先端だけ切れば良いのではと思われるかもしれませんが、劣化が進むと硬化が進みます。硬化が進み、30年程経過したホースは、木の棒のようにポキっと折れます。

燃料漏れは、車両火災の原因になる

ガソリンの発火点は300度位です。もし、これがマフラーのエキゾーストパイプに当たれば、発火する危険性が十分あります。ですので、燃料系の部品はケチらずに交換する必要があります。
燃料ホースは、ゴムなので必ず劣化しいずれ漏れが発生するパーツです。ホースや燃料タンク等からの燃料漏れは、早急に対処しましょう。

一時的に応急処置程度に先端を切るのは良いと思いますが、近いうちに部品を取り寄せて交換しましょう。燃料ホース類は、基本的に純正でも入手可能です。廃盤部品になる事はおそらく無く、最近では後継部品で燃料ホースが1m程袋の中に入っていて、カットして使うように指示されている場合があります。

社外部品でしたら、キジマからより耐久性のある燃料ホースもラインナップされています。

 

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