アイドリング困難な程の大量なカーボンを、フューエルワンで除去・改善。

2020年7月17日サブ整備記事,吸気&排気系

画像は、スーパーカブのマフラー。手前が既存のものですが、入り口に多くのカーボンが堆積しているのがお分かりいただけるかと思います。
エンジンによって、特にカーボンが溜まりやすい車両があります。ホンダのTODAYが出たころの車両は、燃料室にカーボンが溜まりやすくアイドリングすら困難にり、スロットルを開けても吹けない症状が出ました。エンジンをオーバーホールするにも費用が掛かるので、試しに、ワコーズのフューエルワンを入れて高回転で回し続けたら、カーボンが燃えてアイドリングは勿論、快調に吹けるようになりました。

添加剤の効果について

燃料添加剤を始め、オイル添加剤、圧縮復活剤、オイルリーク防止剤等、添加剤関連は、有名ブランドであれば効果はあるので信じてご使用下さい。
私達が日常良く利用する場所で販売されている一部商品は効果の無い粗悪品もあります。また、添加剤の特性上、徐々に効果が出てくるかと思います。毎日通勤で利用している空気圧の変化が分かり難いように、徐々に燃焼室のカーボンが除去されてフィーリングが滑らかに変化していくのが体感しにくく、効果が無いと感じてしまいます。メーカーがしっかりデータを公表している製品に関しては効果があると思って信じて頂きたいと思います。少なくとも、バイクの有名ブランドである、ワコーズ、ニューテック、ゾイルは良い製品を作っています。

添加剤が出てきてくれたお蔭で、エンジンのオイル下がり・上がりを手軽に軽減できるようになりました。通常であれば、エンジンオーバーホールで15万するのが、5千円で症状が改善できる可能性が出てきて、オーナー様の負担を軽減できるようになりました。

是非、眉をひそめず、試しにご使用下さい。3万キロ以上走行している車両は、一度燃料添加剤を入れてカーボンを焼くと、見違えるほどエンジンがスムーズに吹け上がるようになります。

但し、今回の燃料添加剤に関しては、マフラーとエキゾーストバルブ周りのカーボンまでは取れないので、マフラー入口のカーボンでしたらリューターで削り取ると良いでしょう。本当に綺麗にするのであればエンジン腰上オーバーホール以外に選択肢はありません。また、画像のようなマフラーのカーボン蓄積は稀です。

 

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