[ルックス向上]ボルト・ナット頭の清掃方法
経年と共に足回りのボルト・ナットをはじめ汚れてしまいます。
そこで、お手軽にステンレスボルト頭の汚れを取る方法をご紹介します。
作業は簡単で見た目が綺麗になります。
今回は、ボルト頭の清掃方法について解説します。
是非、参考にして頂きたい。
整備情報
- 整備周期の目安: 汚れている場合
- 時間: 2分(1本)
- 費用: 0円~約44,000円
- カップブラシ:約500円
- 電動インパクトセット(makita):約42,000円
- 固形コンパウンド:約1,600円
- 作業用ゴーグル:約700円
- 難易度: ★☆☆☆☆
※ステンレス製ボルト・ナットのみに実施してください。
作業手順
※手袋は外して作業しましょう。巻き込まれるとケガをする恐れがあり危険です。
1.電動ドリルにカップブラシを取り付ける
電動ドリルにカップブラシを取り付けましょう。
お勧めのカップブラシ
カップブラシは、外形33mm・毛丈30mmの製品がお勧めです。
ネットで購入でき該当する製品は上記の製品のみの流通のようで販売代理店に聞いたところ「輸入品なので外形50mmの製品へ型が変更になった可能性がある」とのこと。
バイク整備において丁度良いサイズの本製品なので欲しい方は、在庫が無くなる前に入手しておくことをお勧めします。
又、電動ドリルに繋ぐアタッチメントは付属していないので、ホームセンターで型合わせしてアタッチメントだけ購入すると良いでしょう。
2.コンパウンドを少量塗布
ボルト頭に少量の固形コンパウンドを塗布しましょう。
使用するコンパウンドによって光沢が変化します。
液体コンパウンドは飛び散るので本作業には向いていません。
3.回転させたカップブラシの中心にボルトを潜り込ませる
カップブラシには、中心がブラシが配置されておらず空洞になっています。
その中にボルトの頭を潜り込ませるとはボルトの頭の凹み・側面まで綺麗になります。
この方法が一番簡単に大体の汚れを除去できるのでお勧めです。
尚、手袋は巻き込む危険性があるので厳禁です。素手で行いましょう。
また、飛び散ったブラシが目に入らないようゴーグルを着用して作業しましょう。
4.磨き残した汚れをカップブラシ先端で除去する
推奨のカップブラシはワイヤーが柔らかいので、取り除けなかった汚れ箇所にボルトを押し付ける事でまとわりつく様に変形して汚れを除去できます。
まとめ
- ボルト・ナットに固形コンパウンドを少量付け、カップブラシに潜り込ませて磨く
Q&A
- 手袋を巻き込んで手首を痛めてしまった
- 近くにあるウエスや手袋はドリルに巻き込んでケガの原因になるので環境を綺麗にしてから作業しましょう。手袋においては特に軍手は直ぐ巻き込まれるので厳禁です。手袋はせず素手で行う事をお勧めします。
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