スパークプラグを外す前にエアブロー

2020年7月18日電装系,サブ整備記事

スパークプラグを外す前に必ずエアブローしましょう。画像のように、少し緩めてからエアブローすると、シリンダヘッドとスパークプラグ間に挟まった異物も飛ばせます。入念にエアブローしましょう。

特に4サイクルエンジンで、プラグホールの中に小石や埃が大量に溜まっている車両があります。エンジンをオーバーホールすると、シリンダーの一部箇所に深い大きな縦傷が入っている場合や、ピストン・ピストンリングが欠損している場合があります。これは、小石が挟まって付けられたものと考えられます。2サイクルエンジンも同様の事例があります。スパークプラグは消耗品で、どなたでも簡単に交換出来るのでDIYで行う方も多いかと思いますが、エアブローしないエンジン内は傷だらけになる場合がありますので、要注意です。コンプレッサーが無い方は、パソコンの清掃に使うエアーダスター(100円均一で購入可能)でも良いと思います。